【プレスリリース】物質?生命理工学領域博士後期課程2年の松原希宝さんが、高分子学会第9回北関東地区講演会において最優秀ポスター賞を受賞しました
2024年8月27日に日本工業大学 宮代キャンパスで開催された高分子学会 第9回北関東地区講演会において、群馬大学大学院理工学府 分子科学部門 有機高分子化学研究室(覚知研究室)の松原希宝大学院生が最優秀ポスター賞を受賞しました。発表題目は、「計算化学を活用した環境低負荷溶媒による放射線グラフト重合の評価」です。
松原さんの研究は、従来実験に使用されている溶媒と比較して利用が限定されている新しい溶媒や環境低負荷な溶媒を用いた際の「放射線グラフト重合」に対して、化学者にとってイメージしやすい材料の性質に注目した機械学習モデルを作り、その反応性を予測?理解するものです。この成果により、反応に影響を与える性質を数値で分析することも可能です。有機高分子化学研究室では、コンピューターの力を借り、実験による経験や勘に頼らない、次世代の高分子材料開発を目指しています。
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