「グローカル?ハタラクラスぐんま」プロジェクトがぐんまの地酒PR動画コンテスト「最優秀賞」を受賞しました!
「グローカル?ハタラクラスぐんま」プロジェクト(GHKG)は、インターンシップの一環として、群馬県と地酒振興を目指す「群馬SAKETSUGU」が共催して行う、「ぐんまの地酒PR動画コンテスト」に出品し、最優秀賞を受賞しました。
本件のポイント
- 「ぐんまの地酒PR動画コンテスト」において、群馬大学GHKGチームと浅間酒造(株)が最優秀賞を受賞しました。
- 群馬大学GHKGチームは、出身国?学年?専門の異なる混成チームです。
- 銘柄「八ッ場の風」をユーラシア大陸の国々に展開することをイメージし、「豪快に勢いよくではなく、ゆっくり?じっくり味わう酒」というコンセプトを提示し、「八ッ場の風」の特性を活かす「酒器飲み比べ」で、誕生日や結婚式等の人生の節目(ライフ?イベント)を「ゆっくり?じっくり」味わうスタイルを紹介しました。
本件の概要
コンテストは、酒蔵が指定する銘柄?ターゲットを前提に、大学ゼミと酒蔵とが連携して制作する3分以内の動画で競われました。新型コロナ感染防止の観点から、学生の酒蔵訪問は不可、酒蔵との連絡は、メール、電話、オンライン会議で行われました。
「群馬大学GHKG」は、浅間酒造株式会社への「オンライン?インターンシップ」としてこのコンテストに取り組み、外国人留学生4名(中国3名、アゼルバイジャン1名)、日本人学生5名が参加しました。
出展した動画はこちらをご覧ください。
コンテストに向けたGHKGの取り組み
浅間酒造(株)から提示された課題は、海外展開に向けた銘柄「八ッ場の風」(やんばのかぜ)のPR動画の制作で、GHKG側は、商品に関する情報収集?分析、動画企画の提案?再考、作業進捗状況の報告?連絡?相談を徹底しました。
浅間酒造(株)側は、本取組専門の担当を配置し、取組に必要となる資料?写真?動画の提供を迅速に行い、代表自らもGHKGとのオンライン会議に積極的に参加しました。
この緊密な連携を通して、日本酒に馴染みのなかった学生たちにも、「八ッ場の風」の製作秘話や酒づくりの想いが伝わり、「自然の風」「伝統の風」「革新の風」がひとつになって「八ッ場」から「世界」に送り込むというイメージが生まれました。
また、「八ッ場の風」の海外展開のターゲットを、現在主流の「欧米」ではなく、外国人留学生の出身国と重ねて「ユーラシア大陸」と設定し、国際色豊かで?若い世代ならではの発想にこだわりました。
その結果、日本酒を「豪快に勢いよくではなく、ゆっくり?じっくり味わう酒」というコンセプトを生み出し、ウォッカや中国の白酒のようにアルコール度は高くないものの、繊細な味を味わうことができる日本酒の特性を活かす「酒器飲み比べ」を提案しました。さらに、誕生日や結婚式等の人生の節目(ライフ?イベント)で、「八ッ場の風」で人生を「ゆっくり?じっくり」味わうスタイルを動画内で紹介しました。
インターンシップを受けたGHKGの学生の反応
- 「酒蔵の社長さんや職人さんと直接お話しさせて頂けたお陰で、日本酒が身近になったし、『日本酒を味わう』価値が伝わってきた」
- 「リモートワークのなかで、「八ッ場の風」のイメージを膨らませることに苦労したが、制作の途中で、自分たちらしさを描くフェーズからどんどんとそのイメージが膨らんでいくのを感じた」
- 「実際に、八ッ場に行って風を感じて『八ッ場の風』をゆっくり?じっくり味わってみたい」
審査会からの講評
- 酒蔵からの依頼を踏まえ、外国で効果を発揮しそうな動画のつくりとなっており、リアルな気持ちの声、飲み方、使い他提案ができています。
- 当たり前の日本酒の価値を再考して価値を再定義しているところに驚きました。
- 対象銘柄のコンセプトがとても伝わりやすく表現されていました。また、見ている人に語りかけるのが良く、夢が広がる動画だと感じました。
- 酒蔵のPVとしてサイトなどで流しても問題ないレベルではないかと思います。
関連リンク
プレスリリース